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野原八幡宮秋季大祭(のばらさん)【荒尾営業所】

荒尾営業所から車で2~3分の場所にある、野原八幡宮。

地元では「のばらさん」の愛称で親しまれています。

10月15日は秋季大祭が行われ、県の無形民俗文化財に指定されている『風流(ふうりゅう)』や、荒尾市無形文化財に指定されている『節頭(せっとう)』が優雅な舞で奉納されます。五穀豊穣・無病息災・家内安全等庶民の素朴な願いや感謝の意”を示す民俗芸能です。本年は心地よい秋晴れに恵まれました。

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(野原八幡宮正面) 

 

 

【風流】

赤い狩衣をまとい獅子頭を被った二人の少年が、太鼓と小太鼓を叩きながら、大人達の吹く笛に合わせて優雅に舞います。風流はもともと神殿にとりつく妖魔を制するために始まったと言われています。風流は荒尾地区の3地区(菰屋・川登・野原)が毎年担当します。舞を奉納する少年は小学生ですが、6年間代わることなく奉納を務めます。

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(風流の様子) 

 

 

【節頭】

荒尾郷(荒尾市・長洲町)28区のうち3地区が輪番にて担当。本年は金山地区・折地地区・鷲巣地区の3地区が奉納されました。

神馬に乗った稚児と、柄杓を持った仲間頭(ちゅうげんがしら)、神馬を引く4人の仲間(ちゅうげん)が御供人とともに『ヘーロイ!ハーロイ!』という掛け声を上げながら地域を訪問して祝い歌を詠います。稚児は祭りの中で神と崇められ神聖なものとして扱われます。

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(節頭の様子) 

 

 

地元では、農繁期を避けこの日に合わせ七五三を祝う習わしがあり、晴れ着姿の親子連れで境内も賑わっていました。

760年もの歴史を持つのばらさんのお祭り。地域の行事にふれ、更に地域を身近に感じることができました。

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 (野原八幡宮境内)

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