名護屋城跡の紹介【佐賀支店】
唐津の現場打合せの帰り道に、NHK大河ドラマ「真田丸」で放映された名護屋城が気になり、足を運んでみました。
戦国時代で唯一佐賀がクローズアップされる場所であり、以前から気になる史跡の一つでしたので、期待を込めて山を登ってみましたが、以前特集した「世界遺産の三重津海軍所跡」と同様に何も現存しない空間でした。
(名護屋城の城跡と陣跡図)
<名護屋城・陣跡の概要>
名護屋城は豊臣秀吉の朝鮮出兵(文禄・慶長の役)に際して出兵拠点として肥前国松浦群名護屋(佐賀県唐津市)に築かれた城です。1952年(文禄元年)の開戦から、秀吉の死後、大陸進攻が中止となり諸大名が 撤退するまでの7年間、前線基地の拠点となりました。
城の面積は丘陵を中心に約17ヘクタールの平山城で、当時では大坂城に次ぐ規模を誇り、周囲には120以上に上る諸大名の陣屋がおかれ、最盛期には全国から10万人を超える人々が集ったとされています。
現在、名護屋城跡と23箇所の陣跡が国の「特別史跡」に指定され、名護屋城跡は87番目の「日本100名城」にも選定されています。
(名護屋城博物館)
詳しくは近隣の名護屋城博物館内の見学(無料/特別企画展期間中は有料)、または館内での貸し出しのスマートデバイス(無料)のバーチャル体験を通して、戦国時代の壮大な歴史ロマンに浸ってみてはいかがでしょうか。